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楽ちん??簡易課税制度

 簡易課税制度と聞いて、税金に詳しい方以外はピンとこないのではないでしょうか。制度の名前だけ見ると簡単そうですが、実際はどうなのでしょうか。結論から申しますと、事業が単一の場合は単純、複数の場合は複雑です。その他に手続面でよく起こるミスがあります


簡易課税制度の概要

 簡易課税制度は売上高のみで納付税額を計算する制度です。納める消費税を計算するときの仕入税額控除を行うときの根拠資料である請求書等の保存が不要となる制度です。


適用対象

前々年(個人)又は前々事業年度(法人)の課税売上高が5,000万円以下であり、かつ、「簡易課税制度選択届出書」を事前に提出している事業者です。


継続要件

 簡易課税制度を選択した事業者は、2年間以上継続した後でなければ選択をやめることができません。


計算方法

 一つの事業を営む事業者の場合の計算方法は以下です。みなし仕入率とは法律で業種ごとに定められた控除率です。


みなし仕入率

 国税庁のホームページで確認できますが、例えば卸売業の場合90%、不動産業の場合40%など業種によって違います。


よくあるミス

 簡易課税制度で消費税を計算するときは「適用を受けようとする課税期間の初日の前日まで」に消費税簡易課税選択届出書を税務署に提出する必要があります。言い換えると個人事業主の方の場合は12月31日まで、3月決算法人の場合は次の事業年度に関する届出書を3月31日に必ず出さなければ適用できません。


 簡易課税制度の概要は上記の通りであり、楽ちん??に見えますが複数の事業を営んでいる場合は適用される税率それぞれ相違するため、日々の売上の集計方法などを事前に検討しておく必要がありますので、検討はお早めに。


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